長野で木の家、パッシブソーラーの家。

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哲学の森

6月2日(土)快晴、この日は私共社員と森に関心のある方と共に大町市海ノ口にある林業家荒山雅行さんの「哲学の森」を見学しにお邪魔しました。
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森に向かう途中でアルプスと青木湖が同時に視界に飛び込んできたので思わず一枚。迫力ありです。
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全員まずは自己紹介。荒山さんはとても実直そうな方で私のさもない質問にも丁寧にお答えいただきました。荒山さん(荒山林業)の山は全体の3分の1が人工林、残りの3分の2が天然林でその一部を「哲学の森」と名づけたそうです。荒山さんの取り組みについてはご紹介しきれませんが「森は命の源」であるというスタンスがひしひしと感じられました。

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奥様のりりさんと愛犬。奥様への一方的な印象はとても聡明な方でとにかく「何で知っているの」というほど森の植物・昆虫と文化的なつながりを楽しく説明して頂き、思わず聞き入ってしまいました。すごいご夫婦だ。

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この森は天然林の中でも混交林といって針葉樹と広葉樹が共生している森のこと。針葉樹林と、広葉樹林とも違う植生があるとのことでそれぞれが絶妙のバランスで共生しているまさに「もちつ、もたれつ」の世界。なんだかいいですね。

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昼食は荒山さんの敷地内に建つ早稲田大学山岳部OB会の山荘でいただきました。
大きな開口部からはアルプスが望めます。

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正面3本の真ん中と右側の木は「鵜松明樺(うだいかんば)」といって、鵜飼漁の時に使う火種にこの木の皮を燃やしたことからついた名だそう。樹皮が幾重にも重なっているので火力が強く長持ちすることから使われている。お盆の送り火、迎え火の火種にも使われているとは奥様りりさんのお話し。うーん、ためになる。




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針葉樹の間伐が終わった森。地面まで日が差し込むことにより植物がまた生まれる。(山菜も日が当たらないとうまれてこない)

最後は時間が足りず荒山さんご夫妻には大変勝手をいいスミマセンでした。
日頃何気なく車中から眺めていた山に実際入り、また生計を立てているご本人から直接お話しを聞くにつけ、何となく新聞や専門書で日本の山の事情、林業の現状を知ったつもりで話していた自分が恥ずかしくなりました。また、森から学ぶ事はたくさんあり、この希薄な世の中を変える何かが森にはあるような気がしてなりません。大事な地球の法則や何時の間にか忘れてしまった人と自然とのつながりを考えるには「森」と親しむ事が大事だと感じました。
また、このような機会を必ず設けたいと思います。そのときは荒山さん、お世話になります。

佐藤
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by om-midoriya | 2007-06-04 17:49 | イベント情報
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長野市のパッシブソーラー工務店、美登利屋工務店の社長のブログです。


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